【人が育つ】 対象: 幹部 方針: 社内体制 教科: マネジメント 用語解説 権限を与えて、仕事を任せることです。上司ができないものでなく、できていることを部下に渡す。大変な思いも合わせて経験させる。上司は例外の仕事やもっと難しい仕事をうけおう。 吉川充秀の解説原稿 人が育つ 仕事をまかせること 上司ができないことではなくて、できていることをまかせる つらい思い、いやな思いも一緒に経験させる 上司は例外の仕事、いやな仕事をする 給料が高いから うちの会社のモチベーションの上げ方って二つあるの。 ①まきこむことです ②まかせることです なんで、まかせるとモチベーションがあがるのか。 あれやれこれやれ、おもしろくない。それを自分が考えたことをして売上げをあげる。楽しいよ。 そしたら、その人は成長をするの。だから人が育つ。 ところが、まかせるのはこういうふうにしてはいけないよってこがあります。それが自分ができないことをまかせないように。これを育成といいません。これを無茶ぶりといいます。そして放任といいます。これは絶対にやらないように。 たとえば、西さんが、いきなり、ベクトル勉強会さ、明日教えて。鴻巣のスタッフに。これできないじゃないですか?これは無茶ぶり。NGよ。 そうじゃなくて、自分ができることで、西さんにふれることを探してやることが大切。中古ADVDの部門担当もそうかもしれないね。その仕事は、私もできるけど、西さんもできる。だから、西さんにお願い・・・・。 そうやって少しずつ少しずつ難しい仕事をやらせることです。それが大切。 そうすると前は思ってたの。田島さんは、西さんから中古advd担当を降られる前は、 「なんで売場にチラシに出て30分もカウンターにかえってこないんだよ、ふざけんなよ」と思ってました。 でも売場に出ている西さんは必死なの。チラシをこうしてこうして・・考えて大量のチラシの場合には頭がいるんだから。苦労しているんです。 だから、その苦労を味わいなさい、田島さんは。そしたら、相手のことがわかるようになる。そして上司の気持ちがわかるようになる。ここが大事。 「ああ、これは大変だ、チラシの作業は」と。 部下にやらせる仕事、新人にやらせる仕事 →自分ができること、自分しかできないことを自分がやること それをやること 上司は、すべて例外の仕事 例)クレームです、クレーム対応は新人がやる お客様で、やくざのお客様がきました。 さて、西さんはどうする?田島さんと二人で対応をしていました。そしたら、西さんが、応対をするよね。ちょっと、田島さんよろしくお願いします。だって田島さんからだでかいでしょ?みたいな。そんなのはもちろんナシですね。 難しい仕事は、先輩がやるの 西さんの仕事です。西さんが矢面にたってやるしかないの。 これは例外じゃないですか、こわいお客様が来たら。 そしてそれをマニュアルにする、みんなができるようになる →レベルが上がる 西さんが、人を育てたければこうやっていくこと 西さんができることを少しずつやらせる クリップボードにコピー テキストをコピーしました