【無茶】 対象: 全て 方針: 行動規範 教科: 働く姿勢 用語解説 無理はするが無茶は、しない。無茶とは、無謀なことをすることです。 吉川充秀の解説原稿 【無茶】無理はするが無茶はなしない。無茶とは、無謀なことをすることです。 今日は、無茶の話をします。 みんなを見ていると、「無理をしないで」という言葉が出てきます。易しいね、みんな。そうやって声をかけてあげて。 でもね、その優しさが甘さにつながる場合には、その人のためにならないこと、それがたくさんある。 例)子供が、今日はおなかが痛いから学校行きたくない。 そういうと、太郎くん、そうなの。じゃあ、休みなさい。 そう言いました。 それから、太郎くんは、何か少しイヤなことがあると、そうやって理由をつけて休むようになりました。 さて、そのことが本人のためになるかってことじゃないですか。この太郎くんが高校生だとして、就職をしたとします。 社会に出て、おなかが痛いので今日は出社できません。 これは通用する?しないの。そうするとちょっといやなことがあるとやめてしまう、そんな人間になってしまいます。 実はね、人が成長をするコツは、ちょっと無理をすることなんです。おなかがちょっと痛いけど、痛いなら痛いなりに、学校にいって何とかする。痛いなら痛いなりに、仕事をする。 だって、この先10年、30年、仕事人生の中で、体調が万全でないときなんて何回、何十回、何百回あるじゃないですか。 だからね、「無理しないで」ってことを言う場合には、そのことが本人のためになるのか、そのことを考えていってあげること。 ただし、無茶はだめだよ。本当にどうにもならないときには、休むしかない。 皆さんに問題が降ってきます。たいてい無理難題ってのが問題なわけですね。そういう場合に、少し無理をして解決をすることが大切です。 ちょっと無理をするのが一番成長をするんです。 無理はするけど、無茶は、やめましょう。 無茶は続かない、ちょっとの無理を続けているとそのうち それが無理じゃなくなる。そしてそのとき又新しいステージにいけるからね。 昔は一日買取50件きたら、ヒーヒーでした。その時に70件なんか来たら無理だと思っていました。 でも、100件くるようになって、無理してたら、それもこなせるようになってきた。150件、そして多いときには一日200件、それもこなしてしまう。そんなのが無理を続けてたら、できるようになる例です。 無理かな?と思ったらさ、そのときは成長するチャンスです。そして知恵が働くチャンスです。どうやったらはやくできるかと考えられるチャンスです。そうやって成長していくんですよ。 クリップボードにコピー テキストをコピーしました