【長所進展】 対象: 新入社員 方針: 教育 教科: 働く姿勢 用語解説 わが社の教育の基本方針です。短所を人並みにして平均点にするよりも、長所をさらに伸ばして一つでいいから100点のものを作ることです。 音声解説 解説者:吉川充秀再生時間:9分28秒 https://pmm.co.jp/wp-content/uploads/2018/12/509%E9%95%B7%E6%89%80%E9%80%B2%E5%B1%95.mp3 動画解説 吉川充秀の解説原稿 短所を直すよりも長所を伸ばしたほうが業績が上がる。人も成長する。 皆さんのお店の部門の売り上げを上げるために対策として大きく2つの方法があります。 それは自分のお店の売り上げの悪い部門つまりその店の短所を治すかそれともそのお店の売り上げの良い部門つまり長所を伸ばすか。 この2つなんですね。で、短所を直す事を難しい言葉で言うと短所是正といいます。 そして長所を伸ばすことを長所進展といいます。 で、普通の人はどう対処するかというと実は人間というのはマイナス発想なんですもともと。 だからついついかけているものとか低いもの落ちているものに目がいってしまうわけです。なのでそれを直そうと思うわけだね。 だから何も考えてないでやると、そのとき感じたことが対策になるわけですね。そうすると短所是正型の対策になってしまいます。 でもこれはお店の数字が伸びるかと言うと実は伸びないの。ここに力を基本的に入れてはいけません。 じゃあどうするかというとそのお店が伸びている部門をもっと伸ばしていこうというのが基本的な私たちの考え方です。これを長所進展といいます。 例えば内田さんは、ベクトルというお店をやっていますよね。バーバリーと言うブランドは売り上げが最近人気がなくて落ちてきました。 ところがアンダーカバーと言うブランドはどうも周りのライバルがあまり力を入れていないようでベクトルでは売り上げが上がっています。 でもバーバリーは売り上げの功績が高いんだね。内田店長はどちらに力を入れますか。ということなんだね。 これは伸びているアンダーカバーに力を入れないといけないよね。 利根書店では重川さんのお店では漫画の売り上げがだいぶ落ちてきました。そうすると多くの人はなんとかしなきゃいけないと思って対策をします。 これが間違いですよね。それよりも今勢いのいい例えばグッズ。これを伸ばす。これが正しい。 力の入れ方を伸びているところに力を入れましょうねこれが長所進展の考え方ですよ。 これはお店の数字についてそうでした。そして同じように人にも言えます。 うちの会社では短所と長所と欠点と言う言葉を使っています。短所と欠点の違いはなんでしたっけ。 短所というのは平均点以下のレベルだと思ってください。 欠点というのは短所以下のレベル。致命的な欠陥につながってしまう場合のレベルです。たとえばお客様の挨拶がひどく無愛想。 こういう場合はお客様を失う可能性があります。これは欠点です。これは絶対に直させることなんです。 でも例えば商品化いくら頑張ってやってもあんまり早くない遅い。これはね短所なんです。だからこの短所をいくら直そうと思っても基本的にはこれは無理。 そしてやってもらう本人も辛いし指導するこっちも辛いの。じゃあどうするかといったら必ずその裏側の長所がその人ありますから。 そこを伸ばしてあげるようにみんなで協力してやって欲しいな。 その1番代表的なのが日本一宣言です。日本一宣言の中に私はこういうのが得意ですよとかこういうのを目指してますよとあるでしょ。あれが多分その人の長所だからそれを伸ばしてあげようよ。この人は商品化遅いんだけど売場のセンスはいい。じゃあそこをのばそうか。すごい長所じゃないですか。 私たちのチームの考え方いろんな長所を持っている人がいます。そのいろんな長所の人たちの長所をさらに伸ばして、そしてみんなでさチームで短所を補い合ってそしてお客様に喜ばれるお店にするということです。これが基本的な私たちの教育の方針です。それが長所進展ですよ。 クリップボードにコピー テキストをコピーしました